ディスオーダー

ごだまめさんのまるで宝石のような左目に目ばちこ(標準語的に言うと、ものもらい)ができたので目医者さんに行ったところ、受付のお姉さんたちに向かって「コンタクトレンズに変えたいんですけど、そういう検査とかやってもらえますか!」と妙に堂々と尋ねる、おそらく新・大学生と思われる駄メガネ青年を見かける。
黄金週間明けは新しい俺でちょっと遅れた大学デヴューと洒落込むんでしょうか。ヒューヒュー!うっらやましい〜!なになに、カワイイ娘がサークルにいるワケ?
でもね、キミさ、外見ももちろん大事だけど、「スポーツはやってられますか?」ってお姉さんに質問されて「ええ、少林寺拳法を長年!」ってまーた妙に大きな声で答えてたじゃない?あれね、自慢のつもりかもしれないけど、ううん、キミ自身は自慢とか意識してなかったかもしれないけどね、きっと待合室にいた人全員「そこまで聞いてねえよ!『YES』か『NO』で済むだろうがよ!」ってちょっと反感を抱いたと思うんだよね。そういう自意識ゼロな自己顕示欲部分を直さないと、ギャルはもちろんイタい女子にも相手にされずに素人童貞になっちゃうからご注意!だゾ!


というわけで先日の日記に書いたロック・ミュージッシャンズのザ・キラーズさんですが、かなりアタイ好みなグループなので、毎日毎日ようつべったりウィキペディア英語版をエキサイト翻訳に訳してもらったりしております。


彼らが大ファンであるところのニュー・オーダーのビデオに出てくる、架空のバンド名をそのままいただいちゃった、というエピソードからも伺える、『童貞ゆえの夢見がちさ』を余すところなく表現している部分がとてもステキだと思うんですよね。程よくピコピコしてるところにグッときますねえ。
とまあアラサー独身女性の趣味など、大方の人にとってはどうでもよいこととは思うんですけど、このビデオにはわたくしちょっと腑に落ちないところがあるので一緒に考えてくれませんか。

そう、賢明な皆さんですから、もうわたしの疑問はお分かりですよね。
何の必要性があってガチャピンなんでしょう。


ザ・キラーズの皆さんがガチャピンファンとかそういうやつでしょうか?まあメンバー全員、日がな一日CATV見たりようつべったりしてそうな臭いがぷんぷんするので、「ジャパニメーション、ソークール!」とかキャッキャ言ってる可能性は大ですけどもねえ。個人的には、バトルズに並ぶ「パフュームを好きそうな外タレ」だと思います。そしてこの人たちはきっとかしゆか派ですね。うん、きっとそうだ。
もしくはガチャピンの中の人がザ・キラーズのファン?しかし日本ではそうブレイクしていないだろう彼らが、フジテレビの看板クリーチャーと共演することに、双方どのようなメリットが・・・?
わたしが知らなかっただけで、当時はポンキッキーズなどで「ガチャピン、MTV進出!?」って騒がれていたんでしょうか。今ガチャピンをウィキッてみましたが、「ガチャピンのモデルがポール・マッカートニーっていうのはガセ」ということしか分かりませんでした。


しかもガチャピンと、ザ・キラーズのドラムのこっぱげな人が結構な仲良しなのがまた謎を深めますよね。歯磨きを手伝ってあげるのは良しとして、最後にはカプセルホテルで同衾ですよ同衾!ヤダ文字通り夜の異種格闘技!どっちかっていうとあれはガチャピンから誘ってますよね。いやむしろ誘われるように仕向けてるっていうか、もうテクニシャンだなあガチャピン!わたしも見習わなくっちゃ!


以上のように悩み多きごだまめさんの爆乳を苛む事柄がまたひとつ増えてしまいましたので、このビデオについて詳細をご存知の方、もしくはこのビデオにおけるガチャピンの必然性が分かられた方はぜひ教えてください。よろしこ。
あ、あと前の日記に貼り付けた「Shadowplay」のビデオですが、埋め込み無効じゃないのに差し替えたのでよろしかったら御覧ください。それではごきげんふんにょう!

ゲット・レディ

この豚どもが!!
こんばんワンピ★今更「デトロイト・メタル・シティ」を観たごだまめです。カールを美味しくいただきながら楽しめる、良い映画でした。あと熱心なファン役で大倉孝二が出ていて得した気分になりました。


さてさて、皆さまにおかれましては大型連休チン入で浮かれていらっしゃいますでしょうか。
わたくしは祝日等は一切関係なしの職場ですので、ちょっ旅などの予定はございませんが、業務上、毎週毎週正社員候補の人に仕事を教えなくてはいけないハメになってしまい、指導にあたっておりましたところ、1つしか歳の変わらない人にずいぶん年下と思われたらしく、驚くほどナメた態度を取られたりなんだりでめっきり覇気がない今日この頃なので、休日は映画などで気分転換を図ろうとしている次第でございます。
ということで本日は上でもその影響を滲ませましたように「デトロイト・メタル・シティ」を鑑賞しまんたが、他にも数本味わいましたのでメモがてらに書かせていただきます。


ウォッチメン
かむってるタイプの怪人(ジョジョ第5部でいいますとムーディ・ブルース)が好きな知人に「原作マンガ読んだけど、『マスクを被ってないとダメ人間』ていうところがおもしろかったよ!」と誘われ、わたしもかむってるのは嫌いではないので大人の町:有楽町くんだりまでおでかけ。
TVスポットとウィキペディアを見る限りでは、陰気くさいストーリーのようだったのでわりと期待してたんですが、ひどい肩こり・寝不足のうえ、上映前にうっかりカンパリ・オレンジをたしなんでしまい、またスクリーンに近すぎる席に座ってしまったという不手際を差し引いても、かなり込み入った話がメリハリなく続くため、3時間近い上映時間は辛かったです。
とはいえやはり興味深い部分はありましてね。登場人物のひとりで、不幸な事故により超人パワーを身に付けた人がいるのですが、このキャラクターが普段全裸なんですね。超人らしく体が青く光り輝いているので、「ああ、コスチューム的なアレ?」という感じで一見したところではそれほど変態には見えないのですが、やはり全裸は全裸なのに、なのに股間がごくごくナチュラルに映るシーンが何回かあってびっくりしました。まあ大きく映るわけではないんですけど、普通の全裸だったら絶対ボカシが入るようなところだったので、帰り道で知人と「青ちんこならモロ出しOKなのか?」と映倫規定についての疑念を話し合いました。
フィルターがかかってればそれで良いんでしょうか・・・?肌色か青色かの違いだけなのに・・・?時の人、草なぎメンバーが気の毒に思えます。

後日、今ひとつな映画に誘った責任を感じたのか、知人が「あの映画館の男子トイレには、こんなおもしろいものがあるよ!」と画像をくれました。

なるほど、自然と一歩前に踏み込んでしまいそうな良いポスターだと思います。公共の場でのトイレット・エティケット、大事ですものね!
女子トイレにもぜひこのレベルの緊張感を持ったものを張ってもらいたいです。
しかしニコラス・ケイジの肖像権はちゃんとクリアしているのでしょうか。心配です。


●コントロール
ごだまめさんの思春期時のアイドル、デペッシュ・モードのアートワークを手がけたアントン・コービンの初監督作品、しかもニュー・オーダーの前身バンドの映画だってんで公開時から気になっていたので、ツタヤにて借りる。

映画のエンディングで流れる、ザ・キラーズがカバーしてる「Shadowplay」のビデオが映画のダイジェストになってるので、これさえ観れば6割は分かったも同然です。この曲、個人的にはジョイ・ディヴィジョンのオリジナルよりこっちのほうが好きです。


ストーリーとしては、ボーカルの故・イアン・カーティスのケツ穴の小ささが大変によく分かる内容で、ごだまめさんの曇った眼で観た限りでは
・童貞気質の強い人が歳若いうちから社会的責任を負うと、ひとりで背負いきることも人にブン投げることもできず、結果ポシャってしまって周囲がいい迷惑なので、少なくとも結婚は仕事が安定してからの方が吉。
・フッキーは当時からKY。
・映画のキャストの方が、当時のメンバーよりも演奏が上手い。
・イアン・カーティス役のサム・ライリーが大変に格好良い。メガネレスでも全然問題ないですので、機会があればぜひいかがだろうか。
・イアン・カーティスの例の動きは意外と簡単に誰でもマスターできるのでは。
・と思って鏡の前で実践してみたら(肘と膝がポイントです)、確かに似てなくはないが、鳥居みゆきの「ヒットエンドラン」にも見える。
といった感想を持ちました。
映像はやぱしスタイリッシュだし、2時間以内で観終わりますし、「面倒くせえ人」だけでは済まされないイアン・カーティスのカリスマ性はよく表現できていると思うので、ニュー・オーダージョイ・ディヴィジョンがお好きな方はレンタル100円のときにご覧になってみても損はないかと思います。


今度は前々から社内でオススメされている『アンタッチャブル』をチーズビットを食べながら観ようと思います。
それでは来たる黄金週間、皆さまはそっちのほうも大型で乗り切ってくださいね!シーヤ!

怖いから歯医者には行かない

うんこんばんは!桜も散って希望も散って!ごだまめです。


コネを駆使してロック・スターからシャンペンを注いでもらったり、外国人執事カフェにチン入してオーストラリア人からティアラを被せてもらったり、とそれなりに楽しく生活しているわたくしですが、もうじき31歳になるだけあって、やっぱり辛いコトもあるワケ(アネゴ風)。


先日から続く歯痛につきまして、カルキが歯に沁みているのだ、水が汚い東京に果たして空などあるものか、と詞的に憂いていたんですけど、ふとごだまめさんの愛らしいさくらんぼのような口を開いて鏡に映してみたところ、どうやらそういった立派なものではなさそうだったため、久しぶりの休みの本日は歯科医院へしぶしぶレッツラゴン


平日昼間だしアポ無しでも大丈夫だろう、と最寄り駅の近くの歯医者さんに入ったところ、目論見どおり待合室には患者さんが一人しかおらず、「予約無しで、初診なんですけど」と受付に向かったらあらびっくり。予約でいっぱいらしく、「痛みますか?予約入れるなら来週になるんですけど」と言われまんたよ。歯ァが痛あないのに好き好んで歯医者に来るアホがおるか?おらんやろう?と受付ミセスの胸倉を掴みそうになりましたが、よくよく考えてみれば予約もなくふらりと来院するほうが悪いので、ここは立派なレイディーらしく「申し訳ないんですが、このへんに別の歯医者さんないですか?」と尋ね返して別の歯医者さんへ。


教えてもらった歯医者さんは新築らしく大変にキレイで空いていましたが、やはりアポ無し患者は敬遠されるようで、受付のお姉さんに露骨に冷たくあしらわれました。多分アポ無しというだけでなく、上の方のヘアーに寝癖がついたままで、ノン・ブラジャーかと思われでも仕方ないような薄汚い格好をしていたのも悪印象を与えたものと思われます。・・・ブラは着けてたのにナ・・・。
まあしかしこちらの歯医者さんでは余裕があったらしく、何とか受診に成功。


スマートな中年メガネ先生(私的には全然アリです)にえらく丁寧に診察してもらい、歯痛の原因は以前ブリッジをしてもらった部分に虫歯菌が入っているからっぽいので、ブリッジを外して歯を削って、新調したブリッジを着けなおすという結構大掛かりな治療をしなくてはいけないらしいのですが、「もう一度おさらいしますよ?」と二回同じ説明をされたのは、やっぱりわたしがつい数年前まで「脱サラ」を「脱・サラ金」のことだと思っていたアレだから?渋谷に買い物っていうと駅前の東急か例の丸井くらいにしか入れない田舎者だから?ヤダ、なんでそんなことまで分かるの先生ってば!


ただでさえ己の生活習慣の至らなさを叱られる気がするので、歯医者さんに行くのはイヤなんですが、今度の治療は時間もお金もかかりそうだし、多分他にも悪いところがありそうだから、なおのこと憂鬱です。まあちゃんと歯を磨かない自分が悪いんですけども。
ああイヤです。幸先が悪かったことも手伝ってなおさら気が滅入ります。京都にいた時もかたくなに治療を拒んでいた親知らずもきっと見つけられ、「このままじゃ大変なことになりますよ」って抜歯されそうな気がします。ヤだなあ抜歯。麻酔が効いてる間の痺れ感はまあまあ好きなんだけど、注射針が刺さって麻酔が効くまでの間がたまらんちんです。
よく「初体験のときと一緒だぜ」と嫌なことや痛いことを誤魔化す人がいますが、歯科的治療に関しては当てはまらないと思います。だってアッチの喪失時とは違って、始まる前も終わった後も辛いだけじゃない歯の治療なんて?強いて言うなら歯科医院を出た後のちょぼくさい解放感しかないですよまったくもう。
ああもう実にまいっちんぐ町田町蔵。これからは定期的にフッ素加工でもしてもらおうかなあ。


ということでみなさんもくれぐれも虫歯には気をつけてください。時期的に下の口ばかりに注意がいってしまいがちと思われますけど、やっぱ大事ですよ上の口も。結局使うじゃないですか上の口も。大切なコトって、いつも無くして初めて気が付くんですけど、もういい大人ですからこれ以上自分の持分を失いたくないですものね!ビー・ケヤフル!

そのうち楽しくなるでしょ

うんこんばんは、頭の弱い三十歳、ごだまめです。
でもでも、アッチのほうはおまかせあれ(ウインク)!


蒟蒻畑のコマーシャルの「やだこれおいしい〜」というセリフに安っぽいいやらしさを感じる今日この頃なのですが、みなさまにおかれましてはいろいろと芽吹かせていらっしゃいますでしょうか。
わたしは本日の明け方、自分が妊娠しているという夢を見て非常に奇妙な寝覚めを迎えましたので、会社の喫煙所にて同僚達との猥談の合間にその旨を話しましたら、「その類の夢は新しいことが始まるという吉兆」だと教えてもらい、希望に爆乳を膨らませています。春に始まるものといえばやっぱり恋愛っきゃナイトだと思うので、きっとメガネ男子とお近づきになれるんでしょうね!今から楽しみです。震えて眠ります。ひょー!


ということで時期を問わず常に社員を募集しているわたくしの会社なのですが、先日もまた新人さんがやって参りました。
なぜか人手が足りているごだまめさんの部署に配属されてきたSさんなんですけれども、何といいましょうか、物分りが良いうえにオープンでとても雰囲気の良い女子で、肌の艶感からしてきっと25歳くらいなんだろうなあと思いながら仕事をたどたどしく説明していたのですが、彼女のジーンズの尻ポケットから覗くX-GIRLの携帯ストラップに「もしや」と思い、ちょっと突っ込んでみたところ、なんと1つ歳上の文化系女子ということが判明いたしましてね。


こちらに書き散らしているように、ごだまめさんの会社には、綾瀬はるか似の巨乳ちゃんとかスレンダーなのにおっぱいの大きいTさんといった、可愛いのにさばけてるナイスギャルや、酔うと「減るもんじゃねえだろ」とケツを鷲掴んでくるB-BOY(子持ち)などなど興味深い人が多く、給料は安いけど居心地の良い会社だと嬉しく思っていたのですが、趣味に関しても似た匂いのする人というのはSさんが初めてです。
Sさんはブリティッシュロック好きでお芝居に詳しく、また前職はクリエイチブなお仕事を精力的にこなされていた方なので、「同じ匂い」などと社会の寄生虫なわたくしが言うのは出るトコに出たらマズいんですけど、まあまず出ないから大丈夫です。


Sさんのほうも、「わたしの前髪、梨花風なんです」と社内に触れ回っているわたくしを不憫に思ったのか、なにかと話しかけてくれたため、かなり打ち解けまして、今日のお昼は冬野さほのマンガに出てくる登場人物のことや、「YUKIはカワイイと思うのだが、その気持ちを他人に堂々と言えないのはどうしてなのか」ということについて話し合っておりました。
いやあ、実に良い出会いがあったものです。この前新宿で大杉漣さんに遭遇したときも思いましたが、上京ってしてみるモンです。


かようにアンテナ感度ビンビンのSさんなので、おしゃれスポットもご存知のはず、と思い、もうじき東京観光にやってくるNっちとその彼氏のために「京都の友だちが彼氏連れで遊びに来るんだけど、渋谷に落ち着いて過ごせるカフェってあります?」と尋ねたところ、即「そんなもん富士そばでいいんじゃないの」という答えが返ってきました。
実のところ、わたくし元来の腐ったミカン気質が露呈してしまったら、いつもニコニコしているSさんには嫌われちゃうんじゃないかしら・・・と心配していたんですが、どうやら杞憂だったようです。大丈夫マイフレンド!

今、咲き誇る

勇気りんりんヤる気ぎんぎん!うんこんばんはごだまめです。
ヤダ、「どっちのヤる気?」だなんて、もうみんな野暮なこと聞くんだから!


こないだくしゃみが止まらないからってんで、上京してから初めて病院に行ったんですけど、その帰り道に小さい春をみつけまんたよ!
オオイヌノフグリ
実家近くの田んぼのあぜ道によく咲いてたよなあ、ママン(永遠の不思議ちゃん)が好きだったよなあ、と風邪と戦ういじらしい自分へのごほうびとしてのプリンが入ったスーパー袋を片手にちょっぴり郷愁に浸っていたんですけども、それにしてもすごい名前ですよね。だって性器、もっと厳密に言えば「陰嚢」の古語ですよ。


付けた人もさることながら、こんな和名を認めた当時の日本における植物学界の見識が疑われます。それとも市井の人たちが勝手に使っていた名前がなんとなく定着したんでしょうか?うーん、でも日本各地に生えている雑草のこと、適当につけた名前が全国的に一致するなんてミラクルはなかなかないと思われます。やはり植物学者が命名したと考えるのが筋ですよね。
不特定多数の人にあまねく使用される用語ですよ。「桜」や「チューリップ」と肩を並べるんですよ。そんなところにどうなんですか「きんたま」を意味する一語を含む名前って。
「きんたま」にしなかったのは濁音が入っていることにより重みが感じられるから?それとも「一世代前のものって、何か新鮮でカッコよくない?」っていうレトロ・フィーチャー?カリモクがオシャレ、みたいな?


まあこれに匹敵する名前っていうと「玉袋筋太郎」だとわたしは思うんですけど、そうなるとNHKで取り上げられる時はラテン語の学名で呼ばれるのかしら?それとも手ごろな別名があるのかしら、と気になってウィキってみました


ええっ!ふぐりに見立てているのは、花の形状ではなく、実なんですね!!
生まれてこのかた、「大きい犬の陰嚢のような花」なんだと思っていましたよ!!
「立派に成長した犬の玉は、このように豊かに丸みを帯びているものである」ということを教えてくれていたんだと思ってましたよ!!
しかももともと「イヌノフグリ」っていう花があって、それに似てるけどちょっと大きいから、ていう理由で「オオイヌノフグリ」!!「イヌノフグリ」!!何それ初耳!!


ということで、すべてはここから始まりました、「イヌノフグリ」の実は、こんなんだそうです。

ここより転載
・・・ははあ・・・なるほどねえ・・・でも、わざわざ「イヌノ」って限定しなくでもいいんじゃないかってわたしは思いますね!人間のもこんなんだよ!そこは譲らないよわたしは!



しかし一体どんな顔の人がこんなぶっ飛んだ命名を・・・とフグリ類に思いを馳せつつも、植物学界における「和名」「学名」の扱いを俄か勉強しようと日本植物界の父、牧野富太郎先生を検索してみましたところ、はからずもその神をも恐れぬゴッド・ファーザーが判明しました。
「イヌノフグリ」の命名者は牧野先生その人だそうです(「発見、命名した植物」の項目をご覧ください)。
和歌山の方言だとかフォローが入れてありますが、怪しい。歯切れ悪いのが余計怪しい。何も考えずに「あ、この実、玉袋っぽい」って思ったのをちょっとオブラートに包んでみたか、ちょっとインモラルなことをしてみたかったかのどちらかではないでしょうか。
後者であるならば、

牧野の金銭感覚の欠如や、周囲の人にたいする彼の破天荒な行動にまつわるエピソード

も非常に気になるところです。誰か早く加筆・編集して!
あとどうでもいいことですが牧野富太郎の項目、普通なら漢字表記にするところが、ひらがな表記なのが気になります。小学生向きの伝記をコピペしたのでしょうか。


ということで今日はホントは「帰りの地下鉄で前に座っていたカップルの男の方が女の肩を抱き、ちょいちょい耳元で何か囁いたり耳たぶに口づけたりしているのが大変見苦しく、男がスーツに付けている社章(ヤン坊マー坊)から所属会社が割れたので、いかにして会社生命を絶ってくれてやるかを微に入り細に穿って考えながら帰宅した」ということを書くつもりだったのですが、ついつい知識の泉になってしまいました。やっぱりわたしの内部に煮えたぎるインテリジェンスは隠せませんね!
今度はぜひみなさまを、わたくしの豊かにあふれる別の泉にご招待したいものです。ひょー!

知ってしまった光の世界

職場にて、ロック青年にドラマ銭ゲバの話をしていたところ、彼が「ごだまめさんがドラマ見てるのって、なんかおもしろいですね」と言ったため、やっぱりわたしってばリセエンヌだから、テレビ鑑賞なんて俗っぽいことしてるなんて意外に思うんだろうなあと次の言葉を待っていましたら、「ごだまめさんのイメージだと、赤いどてら着てこたつにもぐってミカンとかせんべい食べながらテレビ見てそうですよね、アハハハ」とにこやかに返されました。
釈然としなかったのですが、しかし確かに家では下着や部屋着にもオシャレ心を取り入れたい女のコのためのブランド・ウンナナクールの赤いロングパーカーを着用してスコーン等(紅茶と楽しむやつじゃなくて、コイケヤのほう)をつまみつつテレビの前に座っているいるため、否定できませんでした。悔しいです!
ということでこんばんは、お笑いにも敏感なごだまめです。もう、敏感ってそういうつもりで使ったんじゃないよぉ〜。


さて本日は、わたくしの唯一の中学校時代からの友人であるNっちにプレゼントを買いに若者の街、渋谷まで出かけてまいりました。


●Nっちが画像つきでアナスイの限定マニキュアをリクエストしてきたため、迷わず丸井渋谷店に赴く。百貨店の化粧品コーナーだと、ビューティ・アドバイザーに己のもっさり感をせせら笑われそうで怖いのですが、なんとなく脇が甘い店構えの丸井渋谷店なら、地方出身者にも入りやすいから・・・。


●思惑通り丸井渋谷店は空いており、もちろんアナスイにもお客さんがおらず、一人しかいない店員さんがおそらく他店舗との電話で話し込んでいるのを良いことに、テスターにべたべたと触ってアナスイ製品特有のバラ臭を嗅ぐ。バラの匂いを嗅ぐと、ホント女のコに生まれて良かったって思うよね!


●電話を終えた店員さん、Nっち所望のマニキュアを手にしたわたしに「それ、わたしも今塗ってるんですよ〜紫がホントにキレイなんです〜」と色鮮やかな爪を見せてくれるが、社会不適合者のごだまめさんはこの種のやりとりが極めて苦手なため、反射的に「これ、プレゼントで!」と会話を打ち切ってしまう。せっかく優しく話しかけてくれたのに、ごめんなさい。ピンクと紫を基調にしたネイルアート、かわいかったです。


●そもそも今回のプレゼントの趣旨は

  1. 先月Nっちから「バレンタイン」と称してお笑い番組のDVDと、「こういうの、ごだまめは好きだと思って・・・」とジャンプコミックス『いぬまるだしっ1巻』を貰ったから、ホワイトデー的なアレ。
  2. 先週Nっちに彼氏ができたから、そのお祝い。

であるので、リクエスト通りのマニキュアだけっていうのもちょっとなあ、と思ってハンドタオルやパンプス用ソックスなどの小間物を物色するも、なかなか良いものがない。当初はパフュームのシングル『ポリリズム』の2曲目、『セブンスヘブン』を聴かせて恋心をたぎらせてもらおうかと検討していたのですが、好きじゃない(わたしが)1曲目の『ポリリズム』にお金を払いたくない、という個人的な理由により却下。そのうちチャットモンチーとかと一緒にCD−Rに焼いてあげようと思います。


●探すのに疲れてしまい、わたしにとっての渋谷イズム(=カルチャー臭のあるおしゃれ)の象徴であるパルコでなんか買って「パルコで、渋谷のパルコで買ったよ、だからおしゃれだよ」と理由付ければ良いだろう、と判断してパルコに入る。


●上のフロアに行くのにどうも気後れがしてしまい、地下から入店。平日で人も少なかったのに腰が引けてしまったのは、先ほどまでいた丸井のアナスイ以外の各ショップにて、店員さんに声を掛けてもらえなかったという自分の身なりがハズかったからです。スクールガール風に、と思ってスタジャンとチェックのスカートを合わせてきたのに・・・可愛いと思ったのに・・・。まあマズいのはわたしのファッションセンスよりもむしろ三十路過ぎても抑制が効かない自意識過剰さ。


●イベントスペースのようなところに、どういう企画なのかクリーミィマミなど80年代っぽいキャラのTシャツが売っており、Nっちがお熱をあげていた『幽★遊★白書』のものも並べられていたため、思わず手に取るが、残念ながら大きいサイズしかない。一瞬「じゃあ、Nっちの彼氏の、ってことで・・・!」とTシャツを持つ手に力が入るも、値札を見たら安くはなかったので冷静に判断して棚に戻す。この一週間で一番のナイスジャッジだったと思う。


●何の気なしに本屋に入ったところ、ふと女子へのプレゼントに最適な一冊を思い出す。
『叶恭子の知のジュエリー12ヵ月』
良い本なんですよこれ。「ともだち」とか「恋愛」とか、月ごとにテーマを決めて、だいたい一日ごとそのテーマに沿った叶恭子の考え方がごく短い文章で書いてあるんですが、本当にまっとうなことを分かりやすく書いてあります。ティーンの悩みに答えるページもあって、ラジカルに返すのかと思いきや、とても丁寧に真面目な回答をしています。
ハイティーン向けの本のため、置いていない本屋さんもあるのですが「パルコだからあるよなあ、100%オレンジがデザインだし」と思って探したらカルチャー本のところに平積みになってました。さすが『バカドリル』を輩出しただけのことはあります。やっぱりパルコはすごいです!パルコ最高!ビバパルコ!


ということで皆さんも困ったことがあったら渋谷パルコに行ったらなんとかなると思います!東京外の方は最寄のパルコ(京都なら滋賀の大津パルコ)でも十分代替可能だと思います!多分!一緒に頑張りましょう!いろいろ!

俺が持ってる悪い癖

ねえ・・・潤ってる・・・?上目遣いでボンジュール!ごだまめです。


さてすっかりご無沙汰していたんですけど、2月中はわたくしの第二の故郷、パリで過ごしておりました。ほら今ユーロ安いじゃない?
「ちょッ旅」気分って言ったらちょっと反感買っちゃうカナ?お気に入りのボーダーシャツを詰めたボストンバックひとつでぷらっと出かけたんだけど・・・何ていうか、ほっとするんですよねシャルル・ドゴール空港に降りると。不思議だよね、わたし、ヘアーの黒々とした純日本人なのにね・・・。ま、どっちのヘアーかはご想像にお任せしちゃいますけど!あ、これはパリではごくスタンダードな男の子をドキッてさせるフレーズなんだけどね!向こうのアンアンみたいな雑誌の「恋愛必勝テク」特集には必ず載ってます。みなさんにフランス人のお知り合いがいらしたら、是非おたずねになってみてください。
向こうでは久しぶりに会った友だちと遊んだり、パリならではのおいしいもの食べたりして、ほんとリフレッシュできました★
次に行けるのはいつかなあ・・・。


つうことで時差ボケが未だに治ってなかったり、日本語使用能力が回復してなかったりするので、パリ土産話はおいおい披露させていただくとして、わたしが上京して一番納得がいかないと感じた看板をお知らせして本日はおしまいにしたいと思います。ちなみに上京して一番心強く感じた標語は通勤路上に設置されている消火器ケースの「地震だ火を消せ!」で、今現在一番強い共感を覚えている宣伝広告物は「BOSS 食後の余韻」の中ズリ、じゃなかった中吊り広告「食べてすぐ働くのヤじゃないですか」です。わたしが宣言したところでアレですが、北大路欣也は今年来ると思います*1。落日燃ゆったりもしますしねえ。

あ、そしてこれなんですけどね納得いかないの。

2行目なんですけどもね、こういうこと言う人、多分女子社員に「あの人いちいち細かいよね!」って嫌われてると思うんですが、東京ではそう気に障らない言い回しなのでしょうか。むしろ具体性があって好ましいのでしょうか。ヤダもうやっぱり日本人の感覚って分かんない!

*1:白戸家のお父さんの声をあてていることを考えると、もう来ているのやもしれません