ゲット・レディ

この豚どもが!!
こんばんワンピ★今更「デトロイト・メタル・シティ」を観たごだまめです。カールを美味しくいただきながら楽しめる、良い映画でした。あと熱心なファン役で大倉孝二が出ていて得した気分になりました。


さてさて、皆さまにおかれましては大型連休チン入で浮かれていらっしゃいますでしょうか。
わたくしは祝日等は一切関係なしの職場ですので、ちょっ旅などの予定はございませんが、業務上、毎週毎週正社員候補の人に仕事を教えなくてはいけないハメになってしまい、指導にあたっておりましたところ、1つしか歳の変わらない人にずいぶん年下と思われたらしく、驚くほどナメた態度を取られたりなんだりでめっきり覇気がない今日この頃なので、休日は映画などで気分転換を図ろうとしている次第でございます。
ということで本日は上でもその影響を滲ませましたように「デトロイト・メタル・シティ」を鑑賞しまんたが、他にも数本味わいましたのでメモがてらに書かせていただきます。


ウォッチメン
かむってるタイプの怪人(ジョジョ第5部でいいますとムーディ・ブルース)が好きな知人に「原作マンガ読んだけど、『マスクを被ってないとダメ人間』ていうところがおもしろかったよ!」と誘われ、わたしもかむってるのは嫌いではないので大人の町:有楽町くんだりまでおでかけ。
TVスポットとウィキペディアを見る限りでは、陰気くさいストーリーのようだったのでわりと期待してたんですが、ひどい肩こり・寝不足のうえ、上映前にうっかりカンパリ・オレンジをたしなんでしまい、またスクリーンに近すぎる席に座ってしまったという不手際を差し引いても、かなり込み入った話がメリハリなく続くため、3時間近い上映時間は辛かったです。
とはいえやはり興味深い部分はありましてね。登場人物のひとりで、不幸な事故により超人パワーを身に付けた人がいるのですが、このキャラクターが普段全裸なんですね。超人らしく体が青く光り輝いているので、「ああ、コスチューム的なアレ?」という感じで一見したところではそれほど変態には見えないのですが、やはり全裸は全裸なのに、なのに股間がごくごくナチュラルに映るシーンが何回かあってびっくりしました。まあ大きく映るわけではないんですけど、普通の全裸だったら絶対ボカシが入るようなところだったので、帰り道で知人と「青ちんこならモロ出しOKなのか?」と映倫規定についての疑念を話し合いました。
フィルターがかかってればそれで良いんでしょうか・・・?肌色か青色かの違いだけなのに・・・?時の人、草なぎメンバーが気の毒に思えます。

後日、今ひとつな映画に誘った責任を感じたのか、知人が「あの映画館の男子トイレには、こんなおもしろいものがあるよ!」と画像をくれました。

なるほど、自然と一歩前に踏み込んでしまいそうな良いポスターだと思います。公共の場でのトイレット・エティケット、大事ですものね!
女子トイレにもぜひこのレベルの緊張感を持ったものを張ってもらいたいです。
しかしニコラス・ケイジの肖像権はちゃんとクリアしているのでしょうか。心配です。


●コントロール
ごだまめさんの思春期時のアイドル、デペッシュ・モードのアートワークを手がけたアントン・コービンの初監督作品、しかもニュー・オーダーの前身バンドの映画だってんで公開時から気になっていたので、ツタヤにて借りる。

映画のエンディングで流れる、ザ・キラーズがカバーしてる「Shadowplay」のビデオが映画のダイジェストになってるので、これさえ観れば6割は分かったも同然です。この曲、個人的にはジョイ・ディヴィジョンのオリジナルよりこっちのほうが好きです。


ストーリーとしては、ボーカルの故・イアン・カーティスのケツ穴の小ささが大変によく分かる内容で、ごだまめさんの曇った眼で観た限りでは
・童貞気質の強い人が歳若いうちから社会的責任を負うと、ひとりで背負いきることも人にブン投げることもできず、結果ポシャってしまって周囲がいい迷惑なので、少なくとも結婚は仕事が安定してからの方が吉。
・フッキーは当時からKY。
・映画のキャストの方が、当時のメンバーよりも演奏が上手い。
・イアン・カーティス役のサム・ライリーが大変に格好良い。メガネレスでも全然問題ないですので、機会があればぜひいかがだろうか。
・イアン・カーティスの例の動きは意外と簡単に誰でもマスターできるのでは。
・と思って鏡の前で実践してみたら(肘と膝がポイントです)、確かに似てなくはないが、鳥居みゆきの「ヒットエンドラン」にも見える。
といった感想を持ちました。
映像はやぱしスタイリッシュだし、2時間以内で観終わりますし、「面倒くせえ人」だけでは済まされないイアン・カーティスのカリスマ性はよく表現できていると思うので、ニュー・オーダージョイ・ディヴィジョンがお好きな方はレンタル100円のときにご覧になってみても損はないかと思います。


今度は前々から社内でオススメされている『アンタッチャブル』をチーズビットを食べながら観ようと思います。
それでは来たる黄金週間、皆さまはそっちのほうも大型で乗り切ってくださいね!シーヤ!