気分はオーガニック

ここ数日、驚くほど集中力がなかったり眠かったりするので、まためんどくさい病がやってきたのかとのんびり構えていましたら、どうやら風邪のようで、昨日からぽんぽんが痛いです。
かつて月に一度は体調を崩していたわたくし、東京で暮らし始めてからは時折持病の糞詰まりに苦しむくらいでおおかたはギンギンなため、丈夫になったんだなあと思っていたのですが、やはり二十歳過ぎると簡単に体質変わるもんじゃないですね。
しかしぽんぽんが痛いのは、賞味期限を3日ほど過ぎた豆腐や、2日前に買ったクリーム入りドーナツのせい、という可能性も捨て切れません。食べ物と金に意地汚い性格はウナギのぼりに赤丸急上昇中です。もう、ウナギってそういうんじゃないってば!


ということでおとなしく風邪薬を飲んでバカドリルを読み返すなどして休日を過ごしているわたくし、ネットを徘徊してたところびっくりするものを見つけまんたよ。
ここの、色が塗ってある絵(説明くんじゃないやつ)の一枚目と二枚目をご覧ください。


と、とんだばやし!
とんだばやしですよねこれ!
わたしがIKKIを買い始めた頃、連載されていた「答えは3つ」が、特に「結婚に必要な『袋』」の話がとても好きだったけれども単行本になると「大喜利」という形式がどうしても鼻についてしまうよね、ほかの切り口も見せて欲しいよねなどとえらそうに思っているところで連載も終わってしまい、ヴィレッジヴァンガードで「hon-nin」のロンゲ単体による連載を読んでみたら妙にダークで勝手に生活の心配をし、そのあと当の自分が人生厳しくなってしまってすっかり存在を忘れていたとんだばやし!
まさかこんな教育産業の片棒を担いでいるなんて!
しかも説明するのが手間だからか「イラストレーター」よばわりされて!
まあ江口寿史だってマンガ家だけど今やほとんど可愛い女の子が描けるイラストレーターだから、彼と同じ肩書きにカテゴライズされたというのは若手のとんだばやしにとっては光栄かもしれませんが!


しかし、浦沢直樹にも絶賛されていたのに、泣く子も黙る小学館で、しかもウィキペディアの項目があるほどの名物編集者の率いる雑誌で連載していたっていうのに、このような細かい仕事を・・・。
まあ腐らずにおもしろがって描いてそうな気がするので良いんですけどもね。
いや、よく見るとすごくヨシダプロのラフに忠実ですね。キャラの名前とか。無理してるのかしら。まあ「定期沢先輩」てとんだばやしも考えそうだけど。
転んでもベネッセだからギャラは結構良さそうですよね。
電気グルーヴも昔進研ゼミの企画で「中学生と温泉に入って悩みを聞く」みたいな仕事してたらしいですしね。
ああこんなにびっくりしたのはいまやおしゃれミュージッシャンのHARCOがいうなれば男子版ホワイトベリーBLUE BOYのドラマーだったという事実を仕事中の熱心なネットサーフィン時に発見して以来です。
※マジョリティな例えじゃなくて申し訳ございません。


それにしても気になるのはこれがロンゲ単体の仕事なのか、川澄603号も含めた「とんだばやし」の仕事なのかということです。それとももしかしてヨシダプロ=とんだばやし川澄603号?えっそんな高給取りだったの!?いやあのかび臭いテイストはそんな優良企業にお勤めなリーマンから醸し出されないはず・・・。でもヨシダプロのネタにいつも漂うちょっと惜しい感じは、「答えは3つ」に見られた皮ごしな躍動感と似通っている気がしなくもないです。
ああ、匿名性の高いネット社会の余波がここにも・・・謎は深まるばかりです。


あとリーマンで思い出しましたがアジアンカンフージェネレーションの新作は良くも悪くも「大喜利」だなあと思い、今までのアルバムに比べるとあまり好きではないのですけれども、「藤沢ルーザー」のビデオ

を観たらちょっと泣きそうになりまんたよ。うーらーめーしーやー!!