黄泉がえり

この3連休は近親者が離婚騒動を起こして結構やっかいなことになってしまい、結婚もしたこともないのでましてや離婚なんて堂本剛と同じくらい意味が分からないごだまめさんはおろおろとするばかりでありまして、何か新しい動きはないかとこまめに携帯をチェックしていましたら、以前けったくそ悪い思いをさせられた相手から、複数人に宛てたバカンス気分ぶりぶり同報メールが着ており、なんかもうつくづくイヤんなっちゃったんで今後自分のことを『シャルロッテ』と呼ぶよう周囲に強制しようかと考えたのですが、三十路なので堪えました。みなさん、命拾いしましたね。


ということで冒頭にも述べましたようにかなりあわあわしておりますわたくし、休みの前の日とはいえ早めに就寝し、しっかり休養を取ってなるべくなら起こって欲しくない有事に備えたい所存なのですが、わたしの利発なオツムを悩ませていることがあるので、ひとつ聞いていただけないかしらみなさん。


お昼に揚げ物をつついていたところ、巨乳ちゃん(綾瀬はるか似)から「生まれ変わるなら男と女、どっちがいい?」という質問が発せられましてね。
スレンダーだけど意外におっぱいの大きいTさんが「わたしはバックパッカーとかしたいから男だな~」とこれまた意外な夢を語ったり、巨乳ちゃん(あーちゃんにも似てる)が「うーん、男のコのファションもカッコいいけど、やっぱり女のコがいいな~」などと言ったりしていたので、わたくしも「同性に妬まれるほどものすごいかわいい女子に生まれ変わり、自分の財布を一切出すことがないほどちやほやされたい」と答えますと、「そんなに・・・?」と愛されOLたちに引かれちゃったんですよね。
巨乳ちゃん(彼氏はメガネ男子)に至っては「ごだまめさん、最近エグいですよね・・・」と優しい眼差しを注がれる始末。


なぜ。
なぜそんなにも薄汚いものを見るような視線を向けられなければいけないのでしょうか。果たしてそれほどまでに後ろ指刺されるような願望なんでしょうか。
だって「僕といっしょ」で、すぐ夫だって事あるごとに言ってますよね。「カワイ子ちゃんに生まれ変わり、何不自由なく暮らすんだ」って。
モテて、楽したい。
こんなにストレートでプリミティヴな欲求もないじゃない!
喉が渇いたら水を飲みたくなるように、疲れたら横になりたくなるように、穴があったら棒を入れたくなるように、そんな可愛らしい人間の生理的欲求じゃない!
しかし人工物に囲まれ、枠取りが見えない巨大なシステムの中で生きる我々、人間本来の欲望を維持し続けろというほうが無理な話なのかもしれません。
本能より理性。熱情よりも平熱維持。
これじゃあ、ズル剥けは敬遠されてもしかたないですよね。
でもね、やっぱり初期衝動を大事にしたいって思うのは、わたしが子どもだからなのかな・・・。


余談ですが、本日うちの会社の社長が誕生日だったらしく、朝礼にて部長が「11月4日、『いいよ』って覚えてあげてくださいネ!」と話している時、隣りの部署の人に「ごだまめさん、顔!」と注意されました。いろいろ気をつけようと思います。


それではみなさん、秋も深まってまいりましたがお風邪など召さぬよう!シーユー!