僕の愛の魔法

うんこんばんは!
目下の悩みはオレンジトリュフの作り方がフロント前面にあしらわれたMILKのロンTを購入するかの是非なんですけど、どうしようかなあ、これ(画像参照)。
[:W200]
ピンクのリボンがキュートなうえにスウィーツのレシピがプリントされてるトップスなんて、いくらシックな黒だとしてもちょいロマ系のわたしにはトゥーマッチ?でもデニムに合わせたらカワイイと思わない?ヤダもう、オシャレ心が止まんないよ!


ということで人の温もりとぬめり気が恋しくなってくるこの季節、ごだまめさんが最近体験したハートウォームな出来事を綴りたいと思います。


●わたしの愛らしいボブ・スタイルが崩れ始めたので上京2度目のヘアー・カット。
前回に引き続き、姉に紹介してもらった美容室に行ってきたんですけども、担当してくれた美容師さんがお店を辞めてしまうということで、そんなに深い付き合いをしているわけでもないのにどちらともなくおセンチに。歳が近いせいもあってか結構立ち入った領域について話が及んでしまい、わたしの上京物語を話したところ、美容師さんに「変なこと聞いちゃってすみません」と謝られる。


●美容師さん、話題を姉の話にシフト。わたしが前回来店した数日後、髪を切りにやってきた姉に「妹さん、トリートメントされましたよ」「縮毛矯正もされてるんですってね」と美容師さんが話しかけたところ、姉は「あの子はそんなことをしているんですか!」とえらく憤慨していたとのこと。何となく心外なので姉の衝動買いのひどさをチクって溜飲をさげる。
何故か小学生低学年の頃、もう高学年であった姉が「わたしの妹」というお題で「わたしの妹は、何か頼むと『じゃあ●●ちょうだい』『××してくれるならやる』と条件を出してきます。」という作文を書いていたのを読んでとても複雑な気持ちになったことを思い出す。


●お店からの帰り、近くにある馬事公苑で甘いものを頬張りながら馬を見た後家に帰るつもりが、お天気で気分が良かったので少し離れたところにあるユニクロに足を伸ばす。
駐輪場に自転車を停めたら、コントよろしくわたしの自転車が倒れて向こう3台が将棋倒しになり、幼児椅子をつけたママン自転車からは砂場用おもちゃが散乱する始末。
まだ倒れていない自転車に細心の注意を払いながら原状回復に努めていると、店から出てきた中年女性が「あらー倒れちゃったのー」と1台引き起こしてくれ、さらにまた出てきた若い学生風の青年は倒れたのが自分の自転車であったにも関わらず嫌な顔ひとつせず、「これはこのカゴに入れたらいいんですかね」と例の砂場用オモチャを片付けてくれる。
ここ数日、京都に帰りたくて仕方がない心境だったことも手伝って、人を救うのはやっぱり人だと実感。でも本当に助かりましたおばさんと青年。おばさん、旦那さん出世するから!青年はきっとモテるからね!今年のクリスマスは、いや七五三の時期からすごいから!


●さらに寄り道をして駅前のツタヤに。お目当てのDVDが最上棚にあり、ミクロちゃんなわたくしには届かないため、近くの店員さんに脚立を貸してもらおうと話しかけると「お取りしましょうか」と親切に笑顔を向けられる。一瞬躊躇したものの、「あ、じゃああそこの『犬神家の一族』を」と好意に甘えさせていただく。商品を取る店員さんの表情が腑に落ちないように見えたのは、わたしが自意識過剰なせいだと思います。


それではみなさん、口先指技ではない、ホントの優しさを知っている人になってくださいね!おやすみなさい!