僕が何千マイルも歩いたら

超こんにちは、ごだまめです。
「まだ上京して間もないから」という理由でいろいろんなことサボりがちな今日この頃、そろそろケツ筋締めるっきゃナイトとも一瞬思いましたけども、よくよく考えてみれば生まれてこのかた人生をだだ滑りしているからこそ、30歳独身フリーターという肩書きなわけです。ヤダ世の中ってよくできてる!


とまあ一応新しい職場にも何とか馴染ませていただいてきたわたくしの東京ライフ。


●ランチは職場の女のコたちと連れ立って食べに行っているのですが、盛り上がる話題が異性関係の話なのはどこの世界でも共通。
「他人の不幸は蜜の味」とまではいきませんが、やはり「今の彼がね★」というノロケよりも過去のイタい話の方が取り扱われており、個人的には「迷走するのは自分だけではないのだな」と非常に興味深く、勇気付けられました。
いずれ「ごだまめさんは、なんかそういうのないの?」と矛先を向けられるのが恐ろしいです。
しかし勘がよい彼女たちのこと、そろそろ「ていうかこの人自体がアレじゃん?」ということが分かっていそうです。人間のできているみんななら、わざわざそんなご飯が不味くなる話を聞かないよね!ね!


●以前ここでも触れた職場の先輩(人間のできた歳下):ほどよい巨乳のKさん、やはりそのかわいらしい容姿を対異性面で存分に活かしていることが判明。
今までの彼氏はほとんど合コンで作ったそうなので、鼻息荒くその方法を聞いたところ「遅れて行って、途中で抜ける」「教えてもらったアドレスにはとりあえず返信して、その反応で出方を考える」というセオリーどおりのアレとのこと。
「それが成功しているのはKさんが選べる立場だからだよ!」と思わず大声を出すわたくしを「選べるって、そんなあ~」と笑ってかわすKさんは本物だと感じる。



●会社にて、19歳の女子大生と33歳の男性古株フリーターKMさん(本業はドラムじゃない太鼓叩き)とともにパンフレット封入を雑談も交えて和やかに作業。専務室がすぐそばにあるのでわりと控えめに談笑していたのだが、「自分が19の時はどんなだったか」という話題の折、KMさんがサービスのためか「いやあ、俺中学生くらいからエッチなことしか考えてなかったよ」と発言。ごだまめさんがつい「ああ、わたしの知り合いもその年頃で、エロ本を探しに行ってたらしいですよ」と食いついたその瞬間に「君たち、仕事なんだから静かにやりなさいよ!KMくん、みんなに注意しなくちゃダメだよ!」と専務室から出てきた専務に怒られる。
仕事中に喋るのがいけないのはもっともなんですけれども、しかし専務には我々の会話はずっと耳に入っていたはずなんですよね。それが何故あのタイミングで怒られたのかというと、やはりわたくしが発声した、一般の職場に存在してはいけない単語にたまりかねて、ということではないかと思うんですよね。うん、きっとそうです。
試用期間中の身の上なのに、こんな失態とも言えないしょうもないことをやらかして大変に情けない気持ちです。「下品だから」という理由で解雇。いやあ、「会社で己を貫く」ってホント厳しいですね!
ていうか一番いい迷惑なのは名指しで怒られたKMさんです。わたしが食いつかずに「ヤダ~」とか女子大生と笑ってれば良かったのに。後で謝ったら「俺バイトだから怒られたって大丈夫だよ!」と笑顔で返してくれましたが、とても申し訳ないです。
わたしが19歳だったらお詫びにセクハラの一つや二つは甘んじて受けるところですが何分昆虫人間。役立たずですみません。


ということでまたわたしが来月から就職活動してたら、どうか薄目で見てやってください。よろしくお願いします。