エトランジェ

秋色気分でこんばんは!ごだまめです。
ご無沙汰していましたが、都民になって2週間が経ちました。
無事に大都会で暮らせているのも、周りのみなさんの暖かいご支援によるものだと思っております。どうもありがとうございます。


転職先での勤務も始まっているんですが、10月末までは試用期間のため時給950円のバイト扱いなんですよね。「30歳フリーター独身」という己の身分をわきまえるため、京都から持ってきた古谷実の「いつかオレだって」と読み、改めてケツ筋を締めた次第です。
わたしの決意表明はともかくとして、新会社では人手が余っている状況がここかしこに散見されるため、下手なことしたら正社員になれないんじゃないかとさっそく不安ですっていうよりも会社がなんだかとてもユルいので、今後の存続が危ぶまれます。まあわたし入社してちょっとだし、勘違いだってこともあるよね!ホラわたしって悪い方に考えがちだし?うん、きっとちょっと色眼鏡で見すぎなだけだよ!大丈夫マイフレンド!


このように爆乳を煩わせることは、他にもゴミの分別や満員電車等多々あるのですが、目下の悩みは言葉の問題です。そそり立つ標準語の壁に、日々心を萎えさせています。
普段、このブログやメールなどの書き言葉では標準語表記を心がけておりますが、話し言葉となるとなにぶん30年間京都で過ごしてきましたから、関西芸人みたいなバリバリの大阪弁ではないものの、イントネーションは完全に関西のそれなんですよね。「はんなり・たおやか」と表現すれば適当かしら?


昔々、生まれも育ちも東京、という歳の離れた従姉妹が職場のことを話していた時に「関西人は絶対関西弁を貫き通す。他の地方の人はちゃんと標準語を使うのに」と憤慨した様子だったのを上京直前に思い出したり、パパンが上京の心構えとして「言葉が違うから、コミュニケーション取るのが難しいかもよ!」と注意してくれたりしたこともあって、一応の覚悟はしていたのですが、話しているとよく「え?」って聞き返されるんですよね。
別に「ほかす」「いてまう」「番長日記」等の関西言葉を使っているわけではなく、関西のイントネーションで話しているだけなんですよ。わたしの滑舌が良くないのも手伝っているのでしょうが、一対話につき一回は聞き返されています。
東急ハンズに突っ張り棒を買いに行った折などは、店員さんに「これの細いやつはないんですか」と尋ねたら「え!?」と眉間に皺をよせられてしまい、おかげで買い物時、店員さんとやり取りするのに「またイライラされちゃうんじゃないかしら」とちょっぴりドキドキするようになってしまいました。


いやあ、関西弁の女のコはモテるだとか好感度が高いだとか聞いて期待していたのですが、まったくそんなことはなさそうですね!超残念!
そういえば大学進学で上京した姉は、その夏の時点で関西人と接する時以外は完璧な標準語を使いこなすようになり、高学歴かつ人間のできた夫を得、在京15年弱になる今では、子どもにも「ちゃんといい子にして偉いじゃん」などと話しかけています。お姉ちゃん、子どもに「ごだちゃんは頭が悪くてお金がないんだよ」って説明してる暇があるんなら、わたしにだって「首都で関西弁はNG」って教えてくれたって良いじゃない・・・。
ていうか言葉以前にわたしの存在そのものが昆虫以上人間未満であり、それを厭われているっていうだけのコト?やあだ、まいっちんぐ町田町蔵