ごあいさつ

お盆休みでブラブラしている人にカモフラージュして、無職の肩身の狭さを紛らわせています、ごだまめです。おげんこ？

というわけで一日に２時間くらいやる気を出して荷造りをしておりますが、早くも段ボールが足りない気配です。
別に買ってきたりするのはいいんですけども、見積もり時、引越し屋さんがわたしにダンボールを渡しながら「トラックにギリギリだと思いますから、荷物は極力減らしてください」と言われたため、引越し当日たくましいドライバーさん達に苦労をかけ、嫌味のひとつやふたつ言われると思うと、自分が悪いとは言えどきどきします。ああどうしよう。少なくとも４箱は絶対オーバーしてしまう。しかもその段ボール箱は、今回来てもらう業者さんの宿敵の業者のもの（前回頼んだときのあまりを保管していた）。「あの客、どういう神経だよ！」「胸クソ悪ぃんだよ！」って投げられたりしても大丈夫なように、割れモノは宿敵業者の段ボールに入れないようにします。

遠方に引越しということで、京都在住のお世話になった方にお礼かたがたご挨拶に回ってもおりまして、先日は一番上の姉家族（ごだまめさんは三人姉妹の末っ子）と語らってきまんた。

まずはスパゲッティ屋さんへ赴きランチ。甥っ子二人（６歳と３歳）が大はしゃぎでナプキン立てを倒したり水の入ったグラスをテーブルにぶちまけたり、ロールケーキを甥っ子から奪取したごだまめさんがフォークを床に落としたりとお店に大変なご迷惑をおかけした後、甥っ子の通うスイミングスクールに歩いて移動中、川にかかる橋を渡っていると、河原の中州に変な集団を発見。

「お姉ちゃん、何か変なのが」と姉に話しかけると、「あっあれはティンバ！」と喜び、良く見えるように小さい方の甥を抱っこする姉。京都には「ＫＢＳ京都」というローカル放送局があるんですけど、そのチャンネルでやっている子供向け番組のキャラクターなんだそうです。姉によると、番組内での歌のコーナーで、京都各所を背景にこのキャラクターとお兄さんお姉さんが歌い踊っているらしいので、これもそのコーナーの撮影ではないかとのこと。

それにしてもどこから突っ込めば良いのか分からない形状、ていうかなんでうちのお姉ちゃんはこんな微妙な番組を知っていて、キャラの名前まで把握しているのか。いやもしかしてわたしが知らないだけで、京都の人はみんな「ゆるキャラ」みたいな感じで知ってるのか･･･？と複雑な気持ちを抱きつつ、しばし橋にたたずんで甥っ子と共にお兄さんお姉さんやティンパくんに手を振っていると、後ろを通り過ぎる大学生風の若者、親子連れなどは皆「何あれ」的半笑い反応を向けており、大きい方の甥っ子はものの３分で「早くプール行きたい」とごね始める始末。
甥っ子の訴えを「お母さんはこういうの好きなの！プールまでまだ時間あるからいいでしょ！」と姉が却下し、結局１５分くらい見ていたんですが、ティンパくんが川べりですべって川にはまりそうになり、スタッフが騒然となっていたのがとても興味深かったです。
この後スイミングスクールで、姉がママ友に「今日ティンパ君っていうキャラの撮影見ちゃった！ティンパ君見たことある？」と報告していましたが、生後２ヶ月の赤ちゃんを抱いたそのママは「へえ、そんな番組があるの･･･」と気乗りしないようすでした。すみませんウチの姉が授乳で大変な時期にしょうもない話題を向けて。そしてお姉ちゃん、ホントに何見てんの･･･？誰も知らないじゃないティンパくん。前はちゃんと教育ＴＶ見てたじゃない･･･。
ちなみに今ググってみましたら、こんな番組のようです。
画像一番左端の緑色のＴシャツの男性、ここではなんかおネエMANSのマロンみたいですが、わたしが見たときには遠くからで詳細は確認できていないものの、少なくともアウトラインは立派なメガネ男子であったことを申し添えておきます。

スイミングスクールにて、小さい方の甥っ子が体操をする直前、水着に脱糞して水着がウンコ状に変形している様に感心したり、大きい方の甥っ子ががんばって背泳ぎをしているのをお母さん方（多分わたしより年下の人が多いはず）に混じって見学した後、おうちにお邪魔してゼリーなどをいただき、帰ってきた旦那さんに東京行きを報告しておいとましたのですが、わたしの次の仕事を聞くと本当にみなさん顔一面に半笑いを浮かべられます。イヤ、いいんですけどね、心配されたり反対されたりするよりはね、うん。まあ話題づくりをしていると思えばいいんですけれどもね。わたしなど普段面白いことのひとつも言えませんから、仕事で笑っていただけると思えば安いものですよね！

この姉家族、旦那さんの仕事の都合で来年アメリカ合衆国に３年ほど引越しするため、もう当分会うことはありません。小さい方の甥っ子は、きっとわたしの顔を忘れちゃうだろうなあと思うとちょっとおセンチ。
とにかくボンボヤージュ！お姉ちゃんたち！