黄色を探して乗り込め

おはこんばんちは!8月に入りましたがまだまだ無職、ごだまめです。


●無職の肩書きがこの上なくしっくりしているわたくしでございますが、先日内定をいただいた会社に入社するいたしました。
皆さまには温かく見守っていただき、どうもありがとうございました。東京砂漠に埋もれぬよう、ケツ筋を絞め直して頑張る次第です。入社日決まってませんが。イヤ「いつですか」って聞いたら「住むとこ決まってからでいいですよ」って言われたんですよ。部屋探し、引っ越ししないといけない自分にとっては寛大な措置といえば寛大なんですけども、面接の一件もあるし大丈夫なのかしらここまでざっくりした会社。


●ということで爆乳に悩みのタネを秘めつつも薄らぼんやりとしか知らない東京で家探し開始。
元々は職場から一時間くらいで通える千葉に住むつもりだったんですが、「田舎モンなんだから悪い人に騙されたり、乗り換えで迷って何だりしたらどうする」というパパンの猛反対により23区内で探す運びとなりました。今思いましたが、わたしの持つ、物事を悪い方向にばかり考える癖はパパンからの遺伝のようですね。我々、顔かたちもそっくりなんですが、どうやら性格も似た者親娘のようです。でもね、パパ、あんたの娘は別に都会じゃなくたって悪い人間によく騙されているんだよ!とても言えないけど!


●まあしかし東京行きというか転職を許すこと自体、おつむの固いパパンにとってはかなり譲歩してくれていることだし、と東京方面在住の知人にいろいろ尋ね、何だか雰囲気良さげな区域に絞って不動産屋さんへ。自分では「ええんちゃう?」という物件を仮押さえして在京15年来の姉に相談したところ、「その家賃でそんな物件?なんでもっと良いのを選ばないの?あんたどういう探し方してんの?」と冷たく突っ込まれ、自分の選球眼の無さを突きつけられたようで一気に気分がローに。そのうえ電話口で「ごだちゃんとおはなししたいー」と騒いでいた甥(6歳)と姪(4歳)と話したら、そろいも揃って「ばかびんぼうのおばさんー」「ばかー」「おかねがないー」とケラケラと嗤い、結構なショック。姉夫婦はわたしのことを「馬鹿で貧乏な妹」と話し合っているのだろうか。うん、まあ確かにそうなんですけどね。
あ、でも退職金とかが入ったから貯金はちょっとあるよ!つっても都内に一戸建てを構える姉夫婦にとっては、ほんのはした金?ヤダ、初めて「格差社会」って言葉を体感しちゃいそう!


●姉と甥・姪からのダメージを引きずって本日は再び別の不動産屋さんへ。結局ここで安くて非常に良い物件を見つけることができたのですが、ここの不動産屋さんがアットホームというよりはサークルの延長みたいな雰囲気っていうか多分私大のイベント系サークルってこういう感じだと思うんですが(100%偏見)、まあなんかそういう、自分が普段避けている世界でとても良いものを見つけてしまったのがなんだか悔しい。だって社用車がボルボですよ。普通の賃貸物件を扱っている不動産屋さんなのにボルボ。生まれて初めて乗りましたよボルボ。ごだまめさんは根はミーハーなのでやはり興奮してしまい、「良い車に乗せりゃあどんな女でもイチコロさ」という80年代バブル期のプレイボーイのテクニックが分からなくもなかったです。いやあ、いいですねえ外車って。多分あと10年は乗らないだろうと思いますが、京都に戻ったらわたくし同様外車に憧れている母親(ジャガーがお気に入り)に自慢しようと思います。


以上のように何とか前に進んでいますが、この先引っ越しとかちゃんとできるのかすごく不安です。転出届とか大丈夫?ねえ大丈夫なのアンタ?ていうかほんとに新職場に席は用意されているのか。そして老後の貯金はできるの?最低でも年収の6倍は貯めたいところよ?ねえどうなのよ!ああなんだかいつものパターンだけど新しいことを始める前にあさっての方向にぐりんぐりん考えすぎてギブアップしそうだよ!いいかげん三十路なんだからちゃんとして!キー!