愛はどうだ

ハリセンボンの箕輪はるかちゃんに恋人が,というニュース自体には驚かなかったんですよね。
以前,東京在住の友人Aが、はるかちゃんと男性が二人でゲームをしているのを目撃し,「あれ絶対彼氏,あいつ処女とか言ってるけどウソだよ」となぜかそこはかとなく意地悪なテンションのメールでお知らせしてくれていましたし,何よりわたし,はるかちゃんは見た目は美人ではないけれども,機知に富むステキな女性だからきっとそれなりに需要はあるはずだと思っていたからです。
なので,熱愛報道が出たときにも「そりゃあそうでしょうよ。ていうかそんなに騒ぐの,ちょっぴり失礼なんじゃない?」とマスコミに対して頬をぷっくりと膨らませていたのですが(ごだまめさんはご機嫌を損ねるときすらキュートであることを忘れません)。


が,ですよ。


そのお相手がせきしろ氏とあっちゃ,サブカルかぶれ兼メガネ男子愛好家としては黙っておれないですよ!
だって「バカサイ」はわたしのハイティーン時におけるバイブルのひとつだもの!余談ですがわたしのバイブル、他には「バカドリル」「電波系」「鬼畜のすすめ」等で,本当にモテないハイティーン・ブギでした!もちろん今でも広い範囲でモテないです!
そして「去年ルノアールで」は,これが理解できればオシャレになれると信じて立ち読みしていた雑誌「リラックス」の,やっぱりマガジンハウスの醸し出す「流行を追っかけてるんじゃなくて,むしろ好きなコトやってたら周囲がマネしはじめた,みたいな?」という,ナチュラル・ボーン・クリエイターのみを良しとする雰囲気に疎外感を覚え,自分の平凡さに落ち込んでしまったときの一服の清涼剤!いや仁丹!
でも単行本でまとめて読むと,スカスカ感が悪目立ちしちゃってうまい棒のみを立て続けに5本食べちゃったときみたいでしたけど!でもやっぱり帯は最高でしたけども!そしてわたしが上京するたびルノアールに入ってしまうのはこの連載のおかげ!わたしが行った範囲では,歌舞伎町店がいちばんいかがわしかったです!
そしてそして何よりもせきしろ氏はね,メガネ男子なんですよ!しかも北海道出身だから色白なんですよ!


わたしが思っていたとおり,やっぱりはるかちゃんはこれほどまでに魅力てんこ盛りなせきしろ氏のハートを射止めるほどブリリアントな女性なんですね。
まあ別に京都在住の自分が東京在住のせきしろ氏とどうこうなれるとは思ってませんよ。でもね,でもやっぱり好きな人にステディな異性がいるって知ったら,爆乳にぽっかり穴があいたみたいな気持ちになっちゃうのって,酸いも甘いも噛み分けた皆さんにならお分かりいただけますよね・・・?ホラ,例えば今の時期にガッキーちゃんの熱愛が発覚したら,おそらく老若男女問わず,個人差はあるでしょうがショックは受けちゃうじゃない?
しかも前出の友人Aが,彼女のきらめくような文才や潤沢な人脈を活かしてか,せきしろ氏とマイミクになっているとも聞き及んでおりましたので,勝手に親近感を募らせていたんですよね・・・うん・・・。


ああ,せきしろ氏。
去年ルノアールで」ドラマ化でちょっとは知名度が上がっていたことでしょうが,この件でさらにぐぐっと露出も増えるんでしょうね。才気あふれる(彼のスタイルからすると「才気横漏れ」といったほうが適当ですが)彼のこと。ぬらぬらとその力をお茶の間に知らしめし,「ハリセンボンの死神の彼氏」でなく,きちんと「せきしろ」という名が定着することでしょう。いや,でも彼のエスプリが理解できる人はそう多くないかもしれません。バッファロー吾郎を超えるか超えないかの知名度かもしれないですね。
なにはともあれ、おめでとうせきしろさん!そしてはるかちゃん!お幸せにね!
ううん,大丈夫。あなたがわたしだけの存在(ひと)になるなんて,そんなのMOTTAINAI(ぜひとも世界の共通語に!)って,分かってるもの・・・だから,今夜だけは泣かせて・・・?


そういえばせきしろ氏,たしかクハラカズユキと同じ高校出身だったなあ,とウィキっていたら,そこの高校の学区が「北海道網走中」。
・・・ヤダ,やっぱりあなたのコト,忘れられないよ!