ロリポップ・ソニック

こんばんワイパー(ワイパーに模して両腕を左右にブンブン振りながら)!
土岐田麗子さんと同じ誕生日のごだまめですよ!偶然とはいえ、すみません!
本日は節分でしたが、みなさまにおかれましては撒いたりかぶったりされましたでしょうか。
わたくしもローソンで購入した太いのを南南東に向って無言でかぶりました。まあ無言で、と言っても部屋にはわたししかおりませんので、わざわざ意識しなくともできることなんですけども。


さて、単なる事務連絡時にすら「けんかをやめて(こんなんもありまんたよ)」になってしまう新部署の人間関係に悩んでおる今日この頃でございまして、いいかげん何とかならないかしら、とタイトルに惹かれてこんな本を購入。「不愉快」でなく「不機嫌」にしたところに講談社の商売上手さを感じます。


ページをめくる速度がどんどん遅くなる自分をドーナツなどで甘やかしながら、グーグル、サイバーエージェントの事例を読んだところで「っていうか『有能な社員がある程度揃ってる』っていうのが前提条件・・・?」と力尽き、ミーハー的興味で同時期に購入した桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」にあっさり乗り換える。


これ、桜庭一樹がそこそこ実力を認められるようになってから単行本で再発刊されたみたいなんですけども、貧乏が染み付いているわたしは迷わずライトノベル版を購入しまんた。
夢見がちなティーンエイジャー向けのためなのか、ヌルい描写もあるのですが、岡崎京子がよく描く「オンナノコ的閉塞感」がちらちら見え隠れして、この芽が立派に成長したんだなあと思いました。ほかの作品は未読ですけども。
しかし、虐待とか近親相姦を第一のテーマに扱われると、単にその設定だけで話題性を持たすとか読み手の好奇心を煽るとかの、何ていうか下卑たものを感じてしまって、読む前から構えてしまうんだがなあ。しかしわたしが昨今の文芸作品に疎いだけで、虐待とか近親相姦もよくある「恋愛」のひとつの種類として普通に扱われていて、もう特別センセーショナルな題材ではないのでしょうかね。
そのようなうがった視点を潰すという意味では、兄妹の近親相姦を題材にしながらも、「わたし」の肥大による「わたしたち」の関係不全という普遍的な悲劇に落とし込み、でも最後はちっちゃなか細い希望で終わった岡崎京子「愛の生活」は秀逸な作品だと思います。


もしかして「私の男」ではその「か細い希望」の先が書かれているのかしら。立ち読みできる長さかどうか、近いうちに本屋さんに行って確認します。可能ならば立ち読みで済ましますよ!貧乏ですからね!


あと今日本屋さんで「仏陀とキリストが現代の東京郊外で共同生活を送るギャグマンガ*1を見つけ、「キリストに衝動買い癖アリ」とかいう内容に心引かれるも、とりあえず家に帰ってググったりウィキったりしよう、と買わずに戻ってきたのですが、肝心のタイトルをど忘れしました。
「となりのナントカ」のような気がして、アマゾン検索画面にて「となりの」「隣りの」で調べましたら、中学2年生男子だったらタイトルと表紙だけでアレなものがたくさん出てきました。いやあ、そんなに妄想をかきたてる単語だったとは知りませんでした。エロポケットをまさぐる言葉なんでしょうか。とにかく無駄に異性を刺激しないよう、以後留意して使用したいと思います。


それではみなさま、呼び込んだ福は離さないでね!とりあえずパンティー(男性におかれましては股引)の中なら安心だと思います。おやすみなさい。

*1:正解はコレでした。「聖☆おにいさん」やぁだ、全然違う〜。