おつむの部屋

うんこんばんは。いやあ、ここ数日でめっきり股に何かを挟んで就寝したい季節になりましたね。
ちなみにわたしは「布団を挟んで就寝派」なのですが、できれば無印良品のシーツをかぶせた布団ではなく、叶ヒロシさんばりのメガネ男子か、NHKアナウンサー登坂純一さんを挟んだり何だりしたいものだと思います。


というわけでみなさまのご想像通りユニクロカシミヤのCM・大沢たかおヴァージョンが大嫌いなわたくしですが、この一週間を振り返ってみたいと思います。


●会社の後輩Hさんに、わたしが角田光代が既婚者なのを不満に思っていることを打ち明ける。話すうちについ感情が高ぶってしまい、「みっちょん(もちろん角田光代さんのことです)は美人じゃないのに男が3ヶ月以上きれたことがなかったんだって!みっちょん、美人じゃないよね!?ねえHさん!」と声を荒げてしまう。


●寒くなってきたので汁物を食べたくなり、二年ぶりくらいで豚汁を作ってみる。だし汁が濃かったようで異様に塩辛く口内炎にしみるも、「豚肉は粘膜の働きをたすけるビタミンBが豊富」と自分に言い聞かせ、お湯を足して薄めたり、ご飯をぶち込んでおじや風にしたりして3日間で食べつくす。今週一番の達成感を得る。


川上弘美「椰子・椰子」をようやく読み、舌を巻く。作品世界の構築力が素晴らしい。何だこの完成度は。「ニシノユキヒコの恋と冒険」を読んだときはこんなにもバビらなかったのですが、この「椰子・椰子」は、いやはやなんともまあ。大島弓子と同じく、骨太乙女に位置づける。
しかしこの人、美人なのになんでわざわざこんな変な文章を書くんだろう。やっぱりカトリック系女子校時代でおくった思春期に自意識とかが歪んだのかしら。


●書店にて平積みになっていた大ハシ正ヤ「もう俺、ハエでいいや」2巻を手に取り、「ここで買い逃したら、きっともう見つけられなくなってしまう」と妙な強迫観念にかられ、手持ちのお金が少なかったにもかかわらずどうしても棚に戻せず1巻と併せて購入。題名から察せられるとおり、とても他人とは思えない内容。これを「キモ!」と笑いながら読んでいる人間は性病に罹ればいいと思います。
そしてこの大ハシ正ヤさん、とんだばやしに引き続き、ほんとに大きなお世話とは分かっていますが、経済状態がとても気になってしまいます。お笑いもやっていらっしゃるようですが、大丈夫なんでしょうか。ちゃんとご飯食べているのでしょうか。水道止まってるんじゃないでしょうか。とんだばやしよりも連載は多いようなのですが、心配です。もしわたしが近所に住んでいたら、毎日おかずとか牛乳とか届けていそうな気がします。そして彼らのような赤の他人を心配するよりも己の将来を直視しないといけないのですが、いやあこれがまた(照れ笑い)。


●実家に寄り、ご飯を食べていたら、隣室(といってもふすまを開け放っているので丸見え)の父親がB4サイズのコピー用紙を手に、おもむろにステレオの前に正座して、CDをプレイヤーにセットしている。奇行の多い父親なのであまり気にも留めていなかったが、さすがに流れてきた曲が「千の風になって」で、しかも手にしたコピー用紙を見ながら朗々と歌い始めたため、何事かと母親に尋ねると、勤め先の寄り合いで、出し物として何人かで歌うことになったため、CDを購入し、日に一度練習しているとのこと。
声質、声量は悪くないものの、リズム感と音程が全くない父親の歌声に、確かな血のつながりを感じる。


●同僚のKさんが「いつもごだまめさんからお菓子もらってるから、お返しするね!」と買ってきてくれたうまい棒豚キムチ味のあまりのプリミティブな味に、「もううまい棒はいらないから」と言い放ってしまう。わたしは会社での人間関係にまたヒビを入れてしまったのか。大好きなチーズ味だったら、せめて納豆味くらいなら、あんな言葉は出てこなかったはずなのに・・・。だってほんとに「何?桃色って赤とほとんど変わらない色でしょ?」みたいな強引な味なんだもん・・・。ちなみに牛タン味もあんまりな味。


というわけで来週はいよいよ秋が深まりましょうから、お風邪など召さぬようにご自愛あそばせ!シーユー!