ウエスト・キャバレー・ドライブ

愛されるよりも愛してる?うんこんばんは、冴えないのも一つの個性!ごだまめです。


さて本日から休みに入りましたので、昨日の日記どおり大阪は高槻市まで、自然とあったか〜いお湯を求めてドライブして参りました。


きっと道に迷うだろうし、と余裕を持って11時ごろには出発するつもりが、京都音楽博覧会のチケットを落札してくれた人への発送準備をしたり、この日記のデザインを内容に見合ったキュートなものに変更したり、やっぱりお腹がすいたので鶏がらスープの素で味付けしたもやしをごはんに混ぜて食べたりで、出かけるのが遅くなりまして、日の昇りきった正午ごろレッツラゴンの運びとなりました。


暑いのですがクーラーをかけるとガソリンが勿体ないので(幼少時の家庭環境に由来する貧乏性)、窓を開けて汗をタオルで拭き拭き車を揺らすこと約2時間。ちなみに最後の10分は尿意との戦いでした。「別に漏らしたっていいじゃないどうせアンタしかこの車乗らないし」という悪魔の囁きを振り払うのは大変でした。
奇跡的にカーナビさんとの連携が上手くいき、山のふもとにある、川が目の前にある涼しげな温泉宿に到着。すごいなあ、やればできる子だよアンタ、と汗みどろの自分を褒め称えながら宿に入って「お風呂にだけ入りたいんですけど」とフロントのおばちゃんに言ったら、「3時まで掃除してるから、あと40分くらい待ってもらわないといけないんですが」と非常にあっさり返される。「ここで待たせてもらってもいいんですか」と尋ねると、「構いませんけど、この近くにもう一つ温泉がありますから3時までそちらに行かれては。入浴料も安いですし」とパンフレットをもらい、確かに近くだったのでカーナビさんにお世話になりながらその温泉に向ったところ、辿り着いたそこは、ただのスーパー銭湯でした。


着いちゃったし、まあいいかお湯には違いないし、とぼんやりと露天風呂やジェットバスに浸かっていたのですが、今思うとフロントのおばちゃん、わたしをあの温泉に入れたくなかったんでしょうか。
バブル期、ディスコの入り口で黒服の兄さんが服装チェックを行い、ドレスコードにひっかかる客は追い返したように、汗と皮脂にまみれ、105円のエコバックにバスタオル等のお風呂セットを突っ込んでいるわたしは、あのこじんまりした温泉のお客さんにふさわしくなかったのでしょうか。それとも何百人と接客してきたおばちゃんには、わたしの内面が透けて見えたのでしょうか・・・?まあね、湯ったり産業において、風紀を乱すお客さんは良くないですからね。まあ分かりますよそこは。でも、いくらわたしだって公共の場所じゃあそんなに下品行為はしないんだけど・・・身から出た錆とはいえ、ちょっと誤解された気分だな・・・。


それにしても平日の中途半端な時間だというのに、スーパー銭湯には思ったより人がおりましてね。男湯は分かりませんが、女湯の方は中年女性やわたしより少し上くらいの女性でそこそこ賑わってました。人のことは言えませんが、昼間から高い金(800円ですが)払ってお風呂に入ってるんじゃねえですよまったく。まあお父さんはもっと高い風呂に入ってものすごくスッキリしてるかもしれませんけどね!


湯上りにソフトクリームを食べ、京都に戻る。途中、高速沿いの道を通るのですが、まあそういう地帯にはお決まりのラブホテル乱立地帯があるわけなんですね。道沿いに建っている「●●ホテル、1.5キロ先右折ピンク色の建物」とかいう看板は別に珍しくなかったんですが、「ラブホテル街、右折」という看板(もちろん手書き)には驚きました。そんな、わざわざ・・・。「何?ラブホテルがどこかって?そっちのほうにいっぱいそういうのん建ってるし、自分らで選んでもらえる?ちょっと今忙しいし案内でけへんけど堪忍な」って言われてるみたいで、こっちが恥ずかしいじゃない・・・。わたしがデート中の男だったら、期待でギンギンになり始めていただろうイチモツが萎えてしまうと思います。しかし何故あんな看板を。意外と気づかれにくくて、お客さんがなかなか入らないんだろうか。それとも他の地域でもよくある看板なんだろうか。


帰りはいつもと違うブックオフに寄って、松本次郎の「熱帯のシトロン」1巻と大沢在昌の「新宿鮫2−毒猿−」と「つっこみ力」という新書を買う。最寄のブックオフと棚が違うし、本もたくさんあったのでわくわくしましたが、それにしても普段の休みとやっていることがほとんど変わりません。というよりも普段からやっていることがどれだけアレなんだろうか。まあ今日は他府県に車で行ったの久しぶりだったから良しとしよう。


明日はガス屋さんが来ます(自分へのメモ)。
あさっては「童貞。をプロデュース」という映画を観に行こうかと思うのですが、大阪だし夜遅いし、ちゃんと電車に乗って行って戻ってこられるか、また映画観ながら登場人物と自分がシンクロしちゃって号泣しちゃうんじゃないかと不安なので迷っております。一応清い体ではない自分は童貞の人からしたら「アッチ側」の人間なんだろうけど、しかしこのように恋愛体験を化膿させているくらいなら、何も知らないままの方が良かったのかなあと思う人肌恋しい季節の入り口。