タイムマシンにお願い

蒸し暑さが残る三連休、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
レジャーに、親孝行に、新しい恋の予感に、有意義に秋の夜長を楽しんでいらっしゃることかと思いますが、でもね、忘れられない悲しいことは、無理して忘れることないって思いますよ。だから、眠れない夜を数えるなんて辛いコト、もうしなくていいから、ね・・・?


ということで金曜日からこっち、叶ヒロシさんに耽溺し続けているわたくし、本日は本屋さんに行って「フリージア」を買ってまいりました。マン喫で読んじゃったけど、薄暗くて多湿な話だから、いっぺん読んだだけじゃ頭に入らないし、何よりお気に入りはじっくり楽しみたいものじゃない。この歳にしてアイドルなどの写真集を買い求める男性の心理が分かったような気がします。
あと松本次郎さんの初期作品「ウエンディ」も買いまんた。帯に「暗黒のネバーランド」と書かれていたので、陰惨なストーリーかと思っていたら、案外ハッピーエンドだったので安心しました。個人的な感想を言わせてもらうと、わたしのピーターパンはアベフトシさんがいいです。アベフトシさんがピーターで、わたしがウエンディ・・・あ、すいません日記書いてる最中なのにアタシったらちょっと妄想が。


それにしても、京都在住の方にしか分からないかと思うのですが、なぜ新京極の紀伊国屋書店は微妙な人が多いのでしょうか。
だってね、そんなにマニアックな品揃えじゃないんですよ。むしろ店のカラーは「一応映画館の近くにあるから、ちょっと芸能・映画関係とか揃えてみたけど、やっぱ若い人の来る場所だし、売れる本もそこそこ置いとかないとハケないよね?」って姿勢が透けて見えるんですよ。なんていうか、文庫でいうと各出版社の棚は一応あるけど、売れ筋とかフェア中のものしか置いてない、っていうね。川上弘美の小説が買いたかったのに、新潮文庫で、しかも3冊しか置いてなかったですよ。
マンガコーナーにしたって同じような具合なんですよ。エヴァンゲリオンだってもっと大々的に棚でも作ればいいのに、腰が引けたようにエヴァンゲリオン特集の雑誌を横に置いてるだけだし。
なんでなんだろう。そんなヌルい雰囲気なのに、ダルダルのTシャツになぜか本気っぽいワークパンツを合わせた、「なんていうか、とりあえず短髪・・・?」としか形容できない髪型の男性が「僕たちの気になる腐女子」を手にとっているのか。
わたしったら、思わず彼を凝視してしまいましてね。その視線に気づいたのか、彼は本を戻すと、料理本のコーナーに移動して腕組みしながら棚を眺めていました。腐女子のことが気になっていたのに、邪魔してごめんなさい。
マニアックさを求めるなら、四条河原町の「ブックストア・談(dan)」マンガフロアのほうが数十倍はいいのになあ。なんでだろう。マンガとゲーム本しか置いてない「喜久屋書店」が近いから、そこからのお客さんが流れてくるのだろうか。ほんと不思議。単に本屋さんにはアレな人が多いってだけなのかなあ。いやしかし。


あと京都音楽博覧会まであと一週間となりましたので、いい加減「図鑑」の曲しか知らないのはマズい、とくるりをようつべってました。


タイムマシンがあったらこの頃の繁さんをどうにかしていると思いました。
わたしの中で叶ヒロシさんと双璧をなします。


最新の繁さん。なんでこんななっちゃったんでしょうか。
わたしみたいな変態を隔離するためでしょうか。だとしたら分かってないなあ。変態はしつこいから変態なんですよ!アハハハハ、待てよぅ〜黒縁ぃ〜。


あとこれって、「青姦しようとするとこんなオバケが出て来ますよ、だからお外でやっちゃダメよ!」っていう意味でしょうか。
でも最後になって引っ込んでるよね緑の人たち。女子が繁さんに体当たりしているのに。あれか、女のコから誘うのは許されるのか。このPVの解釈をご存知の方、是非教えてくれまいか。


それではみなさま、実り多い連休最終日をお過ごしあれ!